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Case Study

【イベントレポート】AIフレンドリー統合報告書ランキングから読み解く、生成AI時代の企業開示・コミュニケーション

2026年1月16日(金)、FINOLAB 4Fイベントスペース(東京都千代田区大手町)にて、「AIフレンドリー統合報告書ランキングから読み解く、生成AI時代の企業開示・コミュニケーション 」を開催しました。
当日は、企業の経営企画、IR、サステナビリティ開示担当者を中心に約30名が参加し、生成AI時代における新たな企業開示の在り方について、実務視点での意見交換が行われました。

本イベントでは、サステナブル・ラボ株式会社が公開した「AIフレンドリー統合報告書ランキング TOP50」を題材に、「人」だけでなく「AIやクローラーといった機械にも正しく読まれる開示資料とは何か」という新しい視点から、統合報告書やIRサイトの設計思想をひも解きました。

開催概要

日程:2026年1月16日(金)
時間:16:00〜17:30
会場:FINOLAB 4Fイベントスペース
(東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル4F)
参加者数:約30名

イベント開催の背景

ESG開示や統合報告書の高度化に伴い、企業が発信する情報量は年々増加しています。
一方で、その情報を読み取る主体は、投資家やアナリストといった「人」だけでなく、生成AIや検索エンジン、クローラーなどの「機械」へと広がりつつあります。

こうした環境の変化の中で、「どれだけ正確に、構造的にAIが情報を理解・比較・分析できるか」という視点は、企業評価やIR高度化の新たな前提条件になり始めています。

本イベントでは、この「AI可読性(機械可読性)」という考え方に焦点を当て、実務に活かせる設計のポイントや、今後の企業開示の方向性について共有しました。

当日のプログラム

  • AIフレンドリー統合報告書ランキングの概要

  • ランキング作成の背景と評価の考え方

  • 業種別傾向と全体トレンド

  • AI可読性が高い統合報告書の共通点と好事例

  • 2026年に向けた企業開示への示唆

イベントのポイント

セッションでは、単に情報量を増やすのではなく、「構造的に設計された開示資料」が今後ますます重要になることが強調されました。

特に、以下のような視点が参加者の関心を集めました。

  • 見出し構造や章立ての一貫性が、AIの情報理解精度を大きく左右すること

  • テキスト・表・グラフの関係性を明確にすることで、情報の再利用性が高まること

  • PDFだけでなく、HTMLなど構造化された形式で情報を提供する意義

  • IRサイト全体のナビゲーション設計が、AIと人の双方にとっての「読みやすさ」につながること

「AIに正しく読まれる設計は、結果として人にも伝わりやすい開示になる」という視点は、参加者からも好意的な反応を頂きました。

参加者の声

当日は、実務に直結する内容として、多くの前向きな声が寄せられました。

「AI可読性の理解への第一歩となりました。社内でも重要性を共有し、今後の開示設計に活かしていきたいと感じました。」

「受け身ではなく、発行体が主体的にAIに“読まれる設計”をしていく必要があるという点が印象的でした。」

「制作実務担当者として非常に実践的な内容で、大変勉強になりました。簡易分析の結果も楽しみにしています。」

「決算説明資料やコーポレートサイトなど、社内で完結する開示業務にも応用できる視点だと感じました。」

「AIに正しく読まれることが、正しく理解されることにつながるという考え方が印象に残りました。」

登壇者紹介

平瀬 錬司
サステナブル・ラボ株式会社 代表取締役

大阪大学理学部卒業。在学中より環境、農業、福祉などサステナビリティ領域のベンチャービジネスに経営企画や環境エンジニアとして参画。これらの分野で2社の事業売却(バイアウト)を経験。(社)サステナビリティデータ標準化機構・代表理事、京都大学ESG研究会講師を務めるなど、非財務ビッグデータ領域を中心に、企業開示・ESG・サステナビリティ分野での講演・執筆活動を多数行っている。

まとめ

生成AIの進化により、企業開示の「読者」は人だけでなく、機械へと広がっています。
本イベントを通じて、情報の量や見た目だけでなく、「構造」と「設計思想」が、これからの企業評価やIR高度化において重要な競争力となることが共有されました。

今後も、企業が主体的に情報開示のあり方をアップデートし、「人にもAIにも伝わる開示」を実現していくことが、ESG経営の質を高める重要な要素となっていきます。

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